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企業の特徴が分かる!

ランキング・調査の使い方

日経を活用する

業界の動きや企業の特徴をとらえる日経独自のランキング・調査を活用しよう

ランキングや調査を使った業界・企業研究

日本経済新聞社など日経グループでは、さまざまな切り口で企業を調査し、紙面などで調査結果やランキングを発表している。中には、就職活動をする学生に役立つランキング・調査もあり、「日経の注目ニュース&リサーチ」にはそのような調査を掲載している。就活でどう役立てたらいいかを解説しよう。

なぜ就活にランキング・調査が役立つのか?

ランキングや調査は、業界・企業研究の情報源として役立てることができる。業界・企業研究を進めるには、企業のホームページを読んだり、企業説明会・セミナーに参加したり、OB・OG訪問をしたりするなどさまざまな方法があるが、マスコミなどが発表するランキング・調査を使うのも1つの手。ランキング・調査は企業の客観的なデータであり、それらを基に志望企業を比較すれば、説明会では得られない企業像が浮かび上がってくるからだ。

調査は、テーマやキーワードを設けて実施されることが一般的。例えば、日本経済新聞社が11月に紙面で発表する「NICESランキング」は、企業の業績の良さや従業員の働きやすさ、社会貢献度の高さなどの指標で評価したランキング。また、「新卒採用計画調査」は企業の新卒採用予定数に関する調査であり、志望企業はどの程度の採用人数を予定しているのか、前年と比べて増やすのか、減らすのかなどが分かる。

自分の企業選びの基準(軸)とランキング・調査のテーマが近ければ、ランクインした企業は自分にとって志望度の高い企業群といえるだろう。ランキング・調査は志望企業を選んだり、志望企業数社を同じ項目で比較したりすることなどに使えるのである。

どんなランキング・調査が載っているのか?

「日経の注目ニュース&リサーチ」には、6つのランキング・調査を掲載。それぞれのランキング・調査から分かることを知っておこう。

NICESランキング
◎安定・成長性など業績の良い企業が分かる ◎社会への貢献度の高い企業が分かる ◎企業の強みが分かる

主要商品・サービスシェア調査
◎順位から企業の戦略が分かる ◎市場規模と勢いが分かる ◎世界で活躍する企業が分かる

ボーナス調査
◎企業の業績が分かる ◎業績にどれだけ連動するかが分かる ◎年齢での支給額の比較ができる

新卒採用計画調査
◎どんな学生(文系か理系か)が欲しいのかが分かる ◎前年との比較で事業の拡大傾向が分かる ◎採用意欲の高い業界・企業が分かる

日本の成長企業 セレクト
◎優良企業が分かる ◎気づかなかった中堅企業が分かる ◎業界別のねらい目企業が分かる

日経の産業天気図
◎業界の好不調が分かる ◎業界の今と3カ月後が分かる ◎日本全体の景気が分かる

ランキング・調査をどのように業界・企業研究に使うのか?

「日経の注目ニュース&リサーチ」に掲載されているランキング・調査を、就活にどのように活用したらよいか。業界・企業研究の目的に沿って、説明していく。

まず、業界・企業研究の主な目的は下記の3つである。
1.業界や企業を幅広く知り、自分に合う会社を探すため
2.エントリーシートや面接で、採用担当者が納得する志望動機を作成するため
3.自分に合った会社であるかを確認するため

「1」は就活初期の目的であり、「2」「3」は志望業界や企業がある程度決まった時期の目的である。

「1.業界や企業を幅広く知り、自分に合う会社を探すため」には…

就活初期は、業界・企業を幅広く知ることから始めよう。世の中には学生は知らなくても、優秀で存在感のある企業がたくさんある。多くの業界・企業を知った上で、志望企業を決めていけば、「自分にあった1社」に出合える確率が高くなるからだ。

多くの学生が知っているのは、身近にあり、一般消費者を顧客とする「B to C(Business to Consumer)」業界の企業が多いはずだ。銀行や食品、旅行、運輸などの業界である。

ただ、B to C業界以外にも、企業(法人)を顧客とする「B to B(Business to Business)」業界の企業も数多くある。例えば、自動車メーカーに素材を提供する鉄鋼やガラス、ゴムなどだ。また、電気電子や化学、繊維、鉱業、情報処理・ソフトウエア、建築などの業界も企業と取引をして収益を上げている。

そんなB to B業界を知ることができるランキングの1つが「新卒採用計画調査」。企業の採用計画数を業界ごとに載せているため、B to B業界である「素材・エネルギー」や「機械」にはどんな企業があるのだろうか、などと見ていくことで、今まで知らなかった企業名を目にすることができる。そして興味を持った企業があったら、ホームページを見たり、企業説明会・セミナーに参加したりして、企業への理解を深めていこう。

【このランキング・調査を使おう!】
新卒採用計画調査ボーナス調査日本の成長企業 セレクトNICESランキング日経の産業天気図

「2.エントリーシートや面接で、採用担当者が納得する志望動機を作成するため」「3.自分に合った会社であるかを確認するため」には…

志望動機は多くの企業の採用選考で問われ、しかも最終選考に近づくにつれて、より重要視される。なぜならば採用担当者は「志望動機がしっかりしている=入社意欲が高い」と判断するからだ。

志望動機は、「なぜ(他社ではなく)その会社に入社したいのか」を明確にすることが大事。自分がその企業を選んだ理由と、企業の特徴や強みなどが一致していれば、説得力のある志望動機となる。

ランキング・調査を使えば、企業の特徴・強みなどが見えてくる。例えば、「NICESランキング」を使って、同じ業界の企業を比較してみよう。自動車メーカーのトヨタ自動車と日産自動車、ホンダの得点を見ると、「投資家」「消費者・社会」「潜在力」の項目はトヨタが高いが、「従業員」項目は日産が高い。このことから、日産はワークライフバランスや女性登用などに力を入れており、従業員が働きやすい環境があることが分かる。

また、通信キャリアのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクグループを比べると、NTTドコモは「消費者・社会」と「従業員」の得点が高く、KDDIは「投資家」が高い。一方、「潜在力」は3社とも150点台となり、それほど差はつかなかった。ランキングはどうしても順位に目が行きがちだが、このように同じ項目で比較すると、企業の特徴や強みが理解できることが分かるだろう。

【このランキング・調査を使おう!】
NICESランキング主要商品・サービスシェア調査日本の成長企業 セレクト

リアルな情報は“足で稼ぐ”

最後にランキング・調査を見るときの注意点をお伝えする。ランキング・調査は特定のテーマなどに沿って調べた結果であるため、企業のすべてを表しているのではなく、一側面の結果であるということだ。企業を知る、志望するきっかけとしてはいいかもしれないが、実際に入社して働くとなると、企業を多面的に見る必要がある。

ランキング・調査の結果だけで企業研究を終わらせず、企業説明会・セミナーやOB・OG訪問などに積極的に出かけて、実際のリアルな情報を得るようにしよう。特にOB・OG訪問は、自分が知りたい情報を直接聞け、企業説明会・セミナーなどでは分からない働き方も分かるはずだ。リアルな情報は“足で稼ぐ”ことを心がけて、満足のいく就活にしよう。

各ランキング・調査のトリセツ

「各ランキング・調査」の構成

各ランキング・調査のコンテンツは、日経HRが執筆した解説記事「就活アドバイザーの解説」と日本経済新聞・日経産業新聞の記事「調査・ランキングを見る!」の2つに分かれている。それぞれ、どんな内容が書いてあるのか簡単に説明しよう。

①就活アドバイザーの解説

日経HR編集部(就活アドバイザー)が執筆した解説記事は、「どのような調査・ランキングなのか」「調査結果の概要」「就活にはどのように役立てればいいか」を分かりやすく解説。ここを読めば、ランキング・調査をどのように就活に役立てればいいかポイントが分かる。

就活アドバイザー 日経HR 編集部とは
就活の各選考段階の対策本「日経就職シリーズ」の編集制作をはじめ、就職情報サイト「キャリタス就活」の「就活成功ガイド」のコンテンツ提供など就職支援のコンテンツを作成。日々学生と接しながら「リアルな就職情報」を発信している。

②この調査で何が分かるの?

『就活アドバイザーの解説』の上部にある『この調査で何が分かるの?』は調査・ランキングから分かることについて簡潔に説明。どんな調査・ランキングなのか知りたいときは、まずはここをチェックするといいだろう。

③調査・ランキングを見る!

日本経済新聞や日経産業新聞に掲載された記事や調査・ランキングを掲載。記事には、調査・ランキングに登場する企業の動きが書かれていることもあるので、知識を深めるためにも、記事も合わせて読むようにしよう。

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